「VARはサッカーを滅ぼす」 ウルグアイ戦のPK判定に英記者が異議「偉大な勝利奪った」
悩ましいエクアドル戦のスタメン、2試合のどちらの陣容に比重を置くのか
森保監督が今抱える問題は、エクアドルとのグループリーグ最終戦に誰をスタメンとして送り出すのかだ。チリに大敗を喫した主軸のラインナップに戻すのか、もしくはウルグアイに感銘的な引き分けを演じたチームに比重を置くのか。
我々が想定するのは、両チームからポジティブだったポイントを抽出することだ。中島翔哉(アル・ドゥハイル)も再び輝きを放ったことに加え、三好も2戦連続で先発に送り出すべきだろう。岡崎もまた、いまいちだった上田綺世(法政大)よりも多くのものをもたらしていた。久保建英(FC東京→レアル・マドリード)はどうなるのか。戦術的調整により、ウルグアイ相手に果敢なプレーを見せた安部裕葵(鹿島アントラーズ)が選ばれることになる可能性が高い。森保監督は最終戦に向け、いくつかの点で難しい決断を迫られることになるが、ポルト・アレグレで見せた励みとなるパフォーマンスはポジティブに捉えるべきだ。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。