森保監督、ウルグアイ戦の“PK判定”に胸中吐露 「個人的にはPKではなかった」
前半29分、植田の足が相手FWカバーニにヒット VARの確認を受けて一転PK判定
森保一監督率いる日本代表は、現地時間20日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ第2戦ウルグアイ戦で2-2と引き分けた。前半29分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認を受けてPK判定となった場面について、森保監督は「個人的にはPKではなかったと思っている」と吐露しながらも、「判定に従うだけ」と振り返っている。
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17日のチリ戦(0-4)に続き4-2-3-1システムを採用した日本は、前半25分にウルグアイのゴールをこじ開けた。MF柴崎岳(ヘタフェ)の正確なサイドチェンジからMF三好康児(横浜F・マリノス)がドリブルで切れ込み、利き足とは逆の右で強烈な一撃を叩き込んだ。
しかし前半29分、日本のエリア内でこぼれ球に反応した相手エースFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)がシュートを打とうと右足を振り抜いた際、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)の足がヒット。一度プレーは流れたが直後にVARの確認を受け、PK判定から失点した。
最終的に2-2で痛み分けに終わったなか、森保監督はVAR判定について「個人的にはPKではなかったと思っている」と本音をちらりと垣間見せたが、「ただ、レフェリーが判定したことについては、その判定に従うだけ」と続けている。
「今日は2回リードして2回追いつかれ、選手たちは追いつかれたダメージはあったと思うが、気持ちが折れそうになっても立て直すこと。苦しく厳しい状況で反発力を見せる姿勢を見せてくれたことで引き分けになった。追いつかれた時に心が折れてプレーを止めて集中を切らしていれば、勝ち点ゼロになっていたと思う」
PK判定について疑問を投げかけた指揮官だが、粘り強く戦い抜いた選手たちの奮闘を称えていた。