ウルグアイ戦の日本代表、英記者が“先発11人”を採点 三好康児は「感銘的」と高評価
強豪ウルグアイと2-2ドロー PK献上の植田には「レフェリーの失態の犠牲者」と同情
日本代表は招待参加しているコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第2戦で、現地時間20日にウルグアイと対戦。日本はMF三好康児が2得点の活躍を見せたものの2失点し、2-2の引き分けに終わった。
南米の強豪相手に貴重な勝ち点1をもぎ取った森保ジャパンの先発11人を、かつてAFCの機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、20年以上にわたってアジアのサッカーを報じている英国人ジャーナリストのマイケル・チャーチ氏が採点した。
三好が単独最高評価を手にする一方、「とんでもない主審の犠牲者となった」と同情する選手もいた。
【GK】
川島永嗣(ストラスブール) 6点
落ち着きと安心感を示した。日本の守備陣で川島は経験をもたらした。どちらのゴールも対応できる部分はほとんどなかった。
【DF】
杉岡大暉(湘南ベルマーレ) 6点
落胆の初戦チリ戦から立て直した。中島と攻撃で連動した。
植田直通(セルクル・ブルージュ) 6点
レフェリーのとんでもない失態の不運な犠牲者となった。それ以外は堅実で、ひどい判定にもリズムを失うことはなかった。
冨安健洋(シント=トロイデン) 7点
若きセンターバックは成長著しい。世界最高のストライカーコンビに対しても威圧されなかった。堅実な働き。
岩田智輝(大分トリニータ) 6点
右サイドバックとして盤石さを示した。前方の三好の攻撃をサポートする、守備的規範という重要なプラットフォームをもたらした。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。