熾烈なプレミアリーグを熟知するピケが断言 「バルサやレアルでも優勝は難しい」
“赤い悪魔”に3年在籍 肌で感じたレベルの高さ
マンチェスター・ユナイテッドでのプレー経験を持つスペイン代表DFジェラール・ピケは、自身が所属するバルセロナやレアル・マドリードというスペインの二大巨頭でさえプレミアリーグのレベルでは苦戦するだろうと主張した。英地元紙「テレグラフ」が報じている。
イングランドのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラという2つのリーグでのプレーを経験した男の目には、違いがはっきりと映っていた。あくまで過程の話とはいえ、バルセロナとレアルという圧倒的な力を誇示し、スペインの頂点に君臨する2つのクラブでさえ、プレミアリーグでの優勝は難しいと主張している。
「もしバルセロナとレアル・マドリードがプレミアリーグでプレーしても、1年目から優勝する可能性はない」
ピケもそうだったように、スペインなど多種多様な国籍の選手が次々とプレミアリーグに活躍の場を移している。イングランド伝統のロングボール主体の縦に速いサッカーだけでなく、今では中堅以下のチームでもパスをつなぐスペイン流のサッカーを志向するクラブも増えるなど、多くのスタイルが混在する特殊性があるだけに、昨季三冠王者のバルサでさえ適応は難しいと語っている。
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