三好康児、ウルグアイ戦で衝撃2ゴール 「狙い通り」と自画自賛の一撃が生まれた訳
1ゴール目について自ら言及 「左で打っておいたので相手も警戒してこなかった」
日本代表MF三好康児(横浜F・マリノス)が特大のインパクトを残した。現地時間20日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ第2戦ウルグアイ戦で2ゴールを叩き込み、2-2のドローに大きく貢献。試合後、三好は「狙い通りでした」と1ゴール目を自画自賛し、ゴールの舞台裏を明かしている。
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右サイドハーフに入った日本人アタッカーが魅せた。前半25分、左サイドで狭いところに追い込まれたMF柴崎岳(ヘタフェ)が一気に逆サイドへ展開。左サイドバックのDFディエゴ・ラクサールが足を痛めてプレーへの参加が遅れ、フリーになった三好が一気にドリブルで前進する。中央へのラストパスを意識させた三好だが右足でそのままシュートを放ち、強烈な一撃で日本に先制点をもたらした。
また1-1で迎えた後半14分、左サイドを切り崩してDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)がクロス。GKフェルナンド・ムスレラが弾いたボールに三好が詰めて2ゴール目を上げ、日本が2-1と再びリードを奪った。その後に追いつかれて2-2ドローに終わったが、三好は2ゴールと圧巻のパフォーマンスを披露している。
試合後、三好は1ゴール目を振り返り、「1本左で最初に、点を取る前に切り返して大きく外れたんですけど、その時に左で打っておいたので相手も警戒してこなかった。それなら右から行けるぞと。狙い通りでした」と回想。ゴール直前、利き足の左でシュートを放ち、相手は右足を警戒していなかったという。それならばと、相手の逆を突く機転を利かせてゴールを陥れた。
試合直後に会場で発表されたマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された三好。代表2試合目で初スタメンを飾り、強烈な存在感を放った。