「最悪の精度を露呈」 ウルグアイ、日本戦の苦戦を立証するデータを紹介「不安定」

日本戦、精彩を欠いたエースFWスアレス【写真:Getty Images】
日本戦、精彩を欠いたエースFWスアレス【写真:Getty Images】

優勝候補ウルグアイは日本と2-2のドロー パス成功率で苦戦ぶりが明らかに

 日本代表は現地時間20日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第2戦でウルグアイ代表と対戦し、2-2と引き分けた。若手主体で今大会に臨んでいる日本が、優勝候補のウルグアイを苦しめたことを立証するデータが浮き彫りとなっている。

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 日本は17日のチリ戦(0-4)から6人のメンバーを入れ替えた一方、ウルグアイは初戦に引き続き、FWルイス・スアレスとFWエディソン・カバーニの強力2トップを中心に主力を送り込んだ。そして試合開始早々、スアレスが40メートルを超えるロングシュートで日本のゴールを脅かす。

 しかし、前半25分と後半14分にMF三好康児(横浜F・マリノス)がゴールを奪って、結果は2-2のドロー。初戦のエクアドル戦で4-0の圧勝を収めたウルグアイにとっては、ドローにこそ持ち込んだものの、日本を相手に悪戦苦闘を余儀無くされることになった。

 データ分析会社「オプタ」公式ツイッターは、ウルグアイの苦戦ぶりを証明する数字を紹介。「日本戦のパス成功率は73.8%にとどまった(346本/469本)。2018年のワールドカップ(W杯)以降にプレーした10試合のなかで、最悪の精度を露呈。不安定」と文章を添え、精度の欠如に言及した。

 勝ち点を「4」に伸ばし、決勝トーナメント進出に近づいたものの、ウルグアイは精度不足が祟って勝ち越すことができず。試合終了直後、選手たちに笑顔が一切見られなかったことが、この試合を物語っているようだった。

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