2ゴールの三好康児、ウルグアイ戦MOM選出! 「チャンスはあると思っていた」

日本代表MF三好がマン・オブ・ザ・マッチに選出された【写真:Getty Images】
日本代表MF三好がマン・オブ・ザ・マッチに選出された【写真:Getty Images】

「勝ち点3を取ってその先に行きたい」と決勝トーナメント進出に意欲

 MF三好康児(横浜F・マリノス)がウルグアイを震撼させた。コパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ第2戦ウルグアイ戦で2ゴールを叩き込み、2-2のドローに大きく貢献。試合直後に会場で発表されたマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された背番号11は「勝ち点3を取ってその先に行きたい」と決勝トーナメント進出に意欲を見せた。

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「入りから自分たちの考えていたプレーは出せた。個人としてもゴールを狙って得点も取れた。チームとしても大きな勝ち点1になった」

 軽やかなアタッカーが、ポルト・アレグレの地で輝いた。前半25分、左サイドで狭いところに追い込まれたMF柴崎岳が一気に逆サイドへ展開すると、左サイドバックのDFディエゴ・ラクサールが足を痛めてプレーへの参加が遅れてフリーになったスペースで三好が一気にドリブルで前進。中央に走り込む選手へのラストパスを意識させた三好は右足でそのままシュートを放つと、これがゴールへ突き刺さって1-0と先制に成功した。

 その後VARの介入によって与えたPKで1-1の同点に追いつかれた日本だったが、後半14分、左サイドを切り崩してDF杉岡大暉がクロスを上げると、GKフェルナンド・ムスレラが弾いたボールに三好が詰めてゴール。この日2点目で、日本が2-1とリードを奪った。

 その7分後、ウルグアイの左CKからDFホセ・ヒメネスにヘディングでファーサイドに流し込まれて2-2と再び同点とされ、決勝ゴールとはならなかった。しかしこうも語っている。

「入りからチャンスはあると思っていたし仕掛けるスペースもあった。1点目はそれが出せてよかった。もう1度次の試合に準備して、勝ち点3を取ってその先に行きたい」

 MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)に注目が集まるが、俺もいる――。世界に「MIYOSHI」の名前を轟かせたのは確かだ。

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