冨安健洋の来季移籍先に浮上したボローニャ会長、シント=トロイデンの株主に?
冨安移籍が噂される裏で…ボローニャとシント=トロイデンが協力関係を持つと伊紙報道
コパ・アメリカ(南米選手権)に出場している日本代表DF冨安健洋(シント=トロイデン)のセリエAボローニャへの移籍が噂されるなか、ボローニャとシント=トロイデンがクラブ間でも関係性を持つ可能性が浮上している。ボローニャの会長を務めるジョーイ・サプト氏がシント=トロイデンの株主になる可能性があるようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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同紙によると、カナダの実業家でボローニャの会長を務めるジョーイ・サプト氏が、冨安が現在所属するシント=トロイデンの少数株主になる可能性があると伝え、「シント=トロイデンとボローニャの関係は、サッカーの技術的な運営もさることながら、企業としてもネットワークの広がりを意味する」としている。
イタリア各メディアが日本代表センターバックのボローニャ入りに向けた進捗を報じるなか、同紙は移籍金600万ユーロ(7憶2000万円)を用意しているとし、ボローニャとシント=トロイデンが協力関係を持つことで企業間において相乗効果があるだろうと伝えている。また、日本人選手を多く抱えるシント=トロイデンの会長を務める村中悠介氏の存在も、イタリアでは期待されている模様。冨安の獲得で、クラブとしても刺激し合う狙いがあるようだ。
イタリア紙「レスト・デル・カルリーノ」では、5年の長期契約とも報じられている冨安。日本時間21日にはコパ・アメリカのグループリーグ第2戦、南米の強豪ウルグアイとの一戦を迎える。日本代表を支えるセンターバックへと著しい成長を遂げている20歳は、来季から新天地を選択するのか。その去就に注目が集まっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)