欧州メディアもカズ契約延長を一斉報道 「世界最年長選手は49歳の誕生日を過ぎてもプレー」

 BBC、ガーディアン、レキップなどメディアがキングの挑戦をレポート

 トレードマークの背番号「11」にちなみ、11月11日11時11分にJ2横浜FCとの2016年シーズンの契約を更新すると発表された“キング・カズ”、ことFW三浦知良(横浜FC)。来年2月に49歳を迎えるレジェンドの契約延長のニュースは欧州でも一斉に報じられている。

 英国営放送「BBC」は「日本のレジェンドが48歳にして横浜(FC)と新たな契約にサインした」という見出しでこのニュースを紹介。「いつも支えてくれているクラブとサポーターの皆さまに感謝したい。今後も全力を尽くし、努力を続けたい」という本人のコメントと併せ、16試合出場で3得点という今季の成績と、日本代表89試合出場55得点という記録。ブラジルのサントス、セリエAのジェノア、クロアチアのディナモ・ザグレブといった海外クラブでの経歴も伝えられている。英高級紙「ガーディアン」も「世界最年長フットボーラーのカズヨシ・ミウラは、49歳の誕生日を過ぎてもプレーする」とレポートしている。

 英紙「デイリー・メール」紙ではイングランドの新聞らしい表現で偉大な挑戦を伝えている。元イングランドの代表でJリーグ開幕時に名古屋グランパスでのプレーした現在評論家を務めるギャリー・リネカー氏を引き合いに出し「リネカーはとうの昔にスパイクを脱いだというのに、キング・カズは少なくともあと12ヶ月はプレーしようとしている」と報じている。。

 英国だけでなく、フランス「レキップ」紙、スペイン「アス」など、欧州各国メディアがこのニュースを取り上げた。まさに継続は力なり。50歳で現役という前人未到の現役生活も現実味を帯びてきたカズは、その名を世界に轟かせている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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