股関節負傷の前田大然、ウルグアイ戦を欠場へ 指揮官明言「次の試合は出られません」
チリ戦で負傷の前田はグラウンドに姿を現すも、チームの練習開始とともに別メニューへ
日本代表は現地時間20日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第2戦ウルグアイ戦(アレーナ・ド・グレミオ/現地20時・日本時間21日8時)に向けて、19日に開催地のポルトアレグレで前日トレーニングを行った。チリ戦(0-4)で負傷したFW前田大然(松本山雅FC)は、グラウンドに姿こそ現したが別メニュー調整。森保一監督も練習後、「前田は次の試合は出られません」と欠場を明言した。
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チリ戦ではGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、DF原輝綺(サガン鳥栖)と杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、MF中山雄太(PECズヴォレ)、FW前田と上田綺世(法政大)の6人がA代表デビュー。序盤は互角に近い攻防を見せるも、前半41分に被弾すると、後半にも3失点して敗れた。
チリ戦で負傷し、病院で検査を受けるため18日のトレーニングを欠席した前田と原は19日の前日トレーニングの会場に姿を現した。原は公開された15分では他のメンバーに交じり、ストレッチやパス回しのメニューを消化していたが、前田はチームの練習開始とともにグラウンドを後にし、別メニュー調整となった。
協会広報によれば、前田は股関節の違和感を抱えているという。前日会見を終えてチームに合流した森保監督は練習後、2人の負傷者について言及。「前田は次の試合は出られません。原は今日、練習しました」と話し、前田の欠場を明言した。
練習場に姿を現し、笑顔を見せていただけに、状態は重くないようだが、前田のスピードは南米の強豪相手にも大きな武器となるだけに、森保ジャパンにとっても痛手になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)