「ワサビよりも優しい」 久保の不発にバルサ贔屓紙が皮肉「刺身ではなくガリに過ぎない」

バルサの贔屓紙が久保に対して皮肉な言葉を送っている【写真:Getty Images】
バルサの贔屓紙が久保に対して皮肉な言葉を送っている【写真:Getty Images】

レアルに移籍した久保をバルサ贔屓紙が過剰に批判 「魚の乗っていない寿司を…」

 日本代表MF久保建英は現地時間17日、コパ・アメリカ(南米選手権)初戦のチリ代表戦で初の先発フル出場を飾った。一方、試合は0-4で大敗を喫したことから、バルサの贔屓紙は、宿敵レアル・マドリードへの移籍が決定した久保に対し、日本発祥の食材を引用した独特な表現で皮肉な言葉を送っている。

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 コパ・アメリカ初戦で4-2-3-1システムを採用した森保一監督は、レアル移籍が決定し注目を浴びる久保をトップ下に起用。前半12分に相手MFエリック・プルガル(ボローニャ)へ華麗な股抜きを披露すると、後半20分にはバルセロナMFアルトゥーロ・ビダルを含めた相手守備陣3人を置き去りとするドリブル突破でゴールを脅かし、大会連覇中の王者を相手に存在感を見せた。

 しかし、バルサの贔屓紙として知られる「ムンド・デポルティーボ」は、「久保はワサビよりも胃に優しい」と見出しを打って報じ、日本発祥であるワサビを引用して、久保の攻撃に迫力が欠けていたことを表現。「彼は“日本のメッシ”というラベルが貼られているが、ワサビよりも胃に優しい少年には荷が重すぎる」と指摘している。さらに、「現時点の久保は刺身ではなくガリに過ぎない」と立て続けに比喩表現を羅列していた。

 また、「ビダルはマドリードの新たなアイドルに対し、実績を見せつけた」と綴り、「魚の乗っていない寿司を食べられなかったことに対し、それほど悲観的になる必要はない」と、かつてバルセロナの下部組織で育った有望株に対し、過剰な反応を示していた。裏を返せば、それだけバルセロナサイドは久保のレアル移籍に心を痛めたということなのかもしれない。

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