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アルゼンチン、後半のPKストップでパラグアイと薄氷ドロー 第3戦に望みをつなぐ
前半37分にパラグアイが先制も、メッシのPKでアルゼンチンが追いつく
コパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第2戦、アルゼンチン対パラグアイが現地時間19日に行われた。強豪アルゼンチンはパラグアイに先制ゴールを許す展開ながら、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によって得たPKをメッシが決め、1-1のドローに持ちこんだ。
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アルゼンチンはグループステージ初戦のコロンビア戦で0-2の完敗を喫し、前途多難さを象徴するスタートとなった。それを受けてのパラグアイ戦、リオネル・スカローニ監督はメッシが2戦連続先発する一方で、FWラウタロ・マルティネス、MFジオバニ・ロ・チェルソらをスタメンに送り込んだ。
しかし試合を先に動かしたのはパラグアイだった。前半37分、左サイドをドリブル突破したFWミゲル・アルミロンのクロスに対して中盤から走り込んだMFリチャル・サンチェスが完全にフリーになる。これを豪快に右足で蹴り込んでゴール右隅を揺らし、先制点をゲットした。
追い込まれたアルゼンチンは後半開始からFWセルヒオ・アグエロをピッチに送り出し、同点に追いつくために攻勢を強めていく。それが実ったのは後半12分だった。右サイドのクロスに対してL・マルティネスが飛び込んでシュートを放ったところ、相手DFの手に当たってクロスバーを直撃。このプレーはVAR介入の対象となり、PK判定が下った。重要なキッカーを任せられたのはもちろんメッシ。ゴール右隅に決めて1-1の同点に追いついた。
しかしアルゼンチンはその6分後に大ピンチを迎える。ペナルティーエリア内に侵入したパラグアイMFデルリス・ゴンサレスに対して、DFニコラス・オタメンディがスライディングで防ぎにいったところファール。PK判定が下った。ゴンサレスがキッカーを務めたものの、アルゼンチンGKフランコ・アルマーニが決死のセーブで防いだ。
試合はその後も一進一退の攻防が続いたものの、スコアは動かず。アルゼンチンにとっては勝利を逃す展開となったが、グループステージ最終戦カタール戦に勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性を残す状況にはたどり着いた。
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