日本代表、なぜチリ戦で0-4大敗を喫したのか? 選手・監督の発言から紐解く舞台裏

日本代表キャプテンのMF柴崎【写真:Getty Images】
日本代表キャプテンのMF柴崎【写真:Getty Images】

反撃ムードが漂うなかで終盤に2失点 「攻めている時ほどリスクマネジメントが必要」

 サイドからチリの攻撃を受けた日本は、さらに「僕たちのバイタルエリアに入る技術は高いと感じた」(中山)と中央のスペースも巧みに使われるなど後手を踏んだ。劣勢のなかで反撃に転じた日本は終盤に2失点したが、キャプテンのMF柴崎岳(ヘタフェ)は試合運びの課題を指摘する。

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「悪くはないと思うけど、攻守は表裏一体。攻めている時ほどリスクマネジメントが必要で、その管理が足りなかった。個人的には自分たちが弱いというか、苦手としている部分をしっかり突いてきた」

 球際や局面では互角の攻防も繰り広げたが、終わってみれば0-4と大敗。チリに試合巧者ぶりを見せつけられる形となった。

 20日にウルグアイ戦、24日にエクアドル戦と続く。グループ3位まで決勝トーナメント進出の可能性を残すなか、次戦の相手はFIFAランク16位のチリを上回る同8位のウルグアイだ(日本28位)。チリ戦で浮き彫りになった課題をどこまで修正し、ピッチ上のプレーに反映できるか。森保監督の手腕と選手の対応力に注目が集まる。

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