「苦い思い出のほうが多い」 “雑草魂”の岡崎慎司、日本代表で探し続ける“正解”とは?

「やり切れない思いをどれだけ残さないか。まだ自分も(その領域に)到達していない」

「やっぱりワールドカップでベスト16で負けている部分もあるし、ブラジル・ワールドカップなんか特に(悔しさを)感じた部分。その時にいつも思うことは、どこかでやり切れていないと思う自分がいるから頑張れる。大会において、やり切れない思いをどれだけ残さないか。それはいつも自分に課していることで、まだ自分も(その領域に)到達していない。正解が何か探している段階ですね」

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 上田やFW前田大然(松本山雅FC)ら若手の台頭があるなか、33歳となった岡崎はチームの成長とともに、自身もさらなる高みを目指し続けている。

「もし正解があったとしたら、ワールドカップでベスト8だったり未知のステージに行けている。ここにいるヤツらもみんなオリンピックで優勝したいと思っている選手たちだし、日本がまだ手にしていないものを手にしたいわけじゃないですか。僕もそれは思っているし、そのためには自分たちがやってきたことを超えないといけない」

 日本歴代3位のA代表通算50得点を誇るストライカーは、“新たな自分”を探して走り続ける。

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