マンUでベンチを温める46億円の背番号7 メディアの批判は「真実じゃない」

4戦連続出番なしのデパイ オランダ代表からも落選

 今季からマンチェスター・ユナイテッドで栄光の背番号7を背負うFWメンフィス・デパイは、再び日の当たるところに這い上がろうともがいている。最近のリーグ戦4試合では出番がなくベンチ暮らしが続き、オランダ代表への招集も見送られた。ただし、本人はこれが自身にとって必要な変革の時であるとし、「与えられたチャンスをモノにしてみせる」と意気込んだ。

 デパイはオランダ国営放送「NOS」に対し、現在の境遇について語っている。その中で、デパイに対し「常にチームのために働いているわけではない」と苦言を呈したダニー・ブリント代表監督とも会話したことを明かしている。英地元メディアなどは、デパイの低調なパフォーマンスを批判しているが、状況はそれほど悪くないと考えているようだ。

「ダニー・ブリントとは会話ができたよ。僕はチームプレイヤーだし、他のチームメートもそう思っている。メディアが騒いでいるほどキャリアの難しい時期を迎えているわけではない。今、絶好調でないのは確かだと思うけどね」

 今季、2500万ポンド(約46億円)でユナイテッドに加入。オランダリーグ得点王という肩書きを引っさげてイングランド上陸を果たすと、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフではクラブ・ブルージュ相手に2得点し本戦出場に貢献。9月に開幕したCL本戦でも古巣PSVを相手にゴールを決めた。しかし、リーグでは8試合で1得点。10月4日のアーセナル戦を最後に、4試合連続で出番がない。

 

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