現地観戦のレアルOBが久保建英を称賛 チリ人記者が証言「クボに好印象を受けていた」
対戦国のチリ人記者が久保のプレーに言及 「ビダルらと対等に戦っていた」
森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ初戦でチリ戦に0-4と大敗した。南米王者に屈服する形となったが、かつてレアル・マドリードなどで活躍したチリの英雄ストライカーが現地で試合を観戦し、「クボは非常に良い選手だ」と称賛していたと対戦国チリ人記者が証言している。
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東京五輪世代の若手主体のメンバーで今大会に臨んでいる日本はチリ戦で6人が代表デビュー。一方、大会2連覇中の王者はMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)やFWアレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)ら世界的タレントが先発した。
前半終盤まで0-0で推移したが、同41分にCKからMFエリック・プルガル(ボローニャ)に先制ゴールを献上。後半にはFWエドゥアルド・バルガス(UANLティグレス)に2得点、FWサンチェスに1得点を許し、0-4の大敗を喫した。
苦汁をなめた日本のなかでキラリと光るプレーを見せていたのが、14日にFC東京からスペインの世界的名門レアルへ移籍が決まった18歳MF久保建英だ。鋭いドリブルでビダルら2人を抜き去って強烈なシュートを放つなど相手ゴールに迫った。
「彼はとても素早く、個性的なプレーをする。ビダルらと対等に戦っていた」
そう称えたのは、スペインの大手紙「AS」のチリ版で記者を務めるパブロ・ヴェラ・オヘダ氏だ。チリ人のオラダ氏は日本戦を取材していたなか、「サモラーノの近くで試合を見ていたんだけど……」と切り出した。