交渉に応じなければ恐喝の専門家に依頼？

　ヴァルブエナとの会話の内容のすべてを、ベンゼマは幼なじみに伝えたとレポートされている。一方、幼なじみは「オレたちが解決するためにいるんだ。彼が何もしたくないというのならそれでもいい。ピラニア（恐喝の専門家）が解決する。でも、お前、試合の入場券か何かを頼めるよな？」と、ベンゼマに話したという。

　ヴァルブエナが直接交渉に応じない場合、恐喝を専門とする暗黒集団にこの一件を託す方針をベンゼマに伝えたという。さらには最低でも、試合の入場券ぐらいゲットできないか、ベンゼマに依頼している。

　ベンゼマとレアル・マドリードは善意による仲介と主張しているが、最高で禁固5年の実刑となる事件で、フランス警察当局は捜査を進めている。今回の衝撃のリークが事実とするなら、ストライカーは”黒”に近いのかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images