完敗の日本代表、英記者が「チリ戦先発11人」を採点 単独最低点で酷評されたのは?
久保には単独トップの7点 「ボールを持った際には常に脅威」
【MF】
柴崎 岳(ヘタフェ) 6点
キャプテンにとっては複雑な夜に。チリ守備陣を上質なパスで幾度も瓦解させたが、あまりに安っぽいボールロストが散見された
中山雄太(PECズヴォレ) 5点
百戦錬磨のチリの中盤相手に、ほとんど無力だった。
前田大然(松本山雅FC) 6点
ハードワークを魅せた。久保の危険な推進力を引き出すために、守備での帰陣も厭わなかった。
久保建英(FC東京→レアル・マドリード) 7点
この夜、日本最高のパフォーマー。前線のFWの動きを生かすパス供給能力も見せた。ボールを持った際には常に脅威となり、チリ守備陣にとって危険な存在となった。
中島翔哉(アル・ドゥハイル) 5点
良さも悪さも見えた一戦。チリ守備陣にトラブルを与える動きも見せたが、ボールロストがあまりに安易で頻繁だった。
【FW】
上田綺世(法政大) 5点
日本の最高の決定機で3度もミス。試合の結果を左右する決定力不足だった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。