なでしこMF阪口が初のリーグMVP 優勝した日テレは最多7選手がベストイレブンを受賞

完全優勝の日テレ 菅澤が2年連続で得点王に輝く

 なでしこリーグ2015の表彰式が10日に都内のホテルで開催され、リーグMVPやベストイレブンなどの表彰が行われた。

 今季のなでしこリーグは、1部は日テレ・ベレーザがレギュラーシリーズとエキサイティングシリーズをともに制し、完全優勝を果たした。2部はAC長野パルセイロ・レディースが優勝し、来季の1部昇格を決めた。また、1部9位のスペランツァFC大阪高槻と2部2位のノジマステラ神奈川相模原が、12月に入れ替え戦を行う。また、なでしこチャレンジリーグは常盤木学園高校が優勝した。

 日テレのキャプテン・なでしこジャパンDF岩清水梓は、優勝したチームを代表してスピーチ。「4シーズンみんなで来たいと言い続け、やっとチームみんなでここに来ることができました。最高のチームとスタッフと、ここに来られてうれしく思います。年間を通して、みんなと戦えて楽しかった」と語った。

 そして、アフロヘアーがトレードマークで、チームのムードメーカーである元なでしこジャパンFW荒川恵理子にマイクを渡すサプライズを実施。荒川は「予定、だいじょうぶですか?」と、司会者に確認して会場の笑いを取ると、「私は今年ベレーザに5年ぶりに戻ってきたのですが、怪我もあり思うようなシーズンを送ることができなかったのですが、優勝を味わいたいと思っていたので、何も貢献してなくて申し訳ないですが、ベレーザのみんなに感謝しています。ありがとう」と語った。

 

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