決定機は作ったもののゴールを奪えず　コパ・アメリカ黒星スタート

　日本代表は現地時間17日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカ（南米選手権）初戦でチリと対戦し、0-4で敗れた。森保一監督は「足りないところはポジティブに積み上げていくというものが見られた試合だった」と振り返った。

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　日本は18歳のMF久保建英が代表初スタメン。東京五輪世代の若手主体メンバーで大会に臨んでいるなかで、6人が代表デビューを飾った。

　序盤にはCKからDF植田直通がヘディングで合わせる惜しいシーンを作った日本だったが、前半41分にはCKからMFエリック・プルガルに決められて失点。0-1で折り返した後半9分にはFWエドゥアルド・バルガスのミドルシュートが決まり、ビハインドが広がった。

　日本がフィニッシュを決められないのを尻目に、チリは同37分にFWアレクシス・サンチェス、その1分後にはバルガスが追加点をゲット。日本は大会2連覇中の王者チリに圧倒され、2度目の招待出場となった南米選手権は黒星発進となった。

　日本はFW上田綺世や久保が決定機を迎える場面がいくつかあったが、シュートミスが続いてゴールは奪えず。森保監督は「いくつかチャンスも作って、そういう意味では良いチャレンジをしてくれた」と積極性は評価。「足りないところはポジティブに積み上げていくというものが見られた試合だった」と次の試合に向けての意気込みを語った。

　日本は現地時間20日、第2戦でウルグアイと対戦する。