日本代表、チリ戦で4-2-3-1採用! 注目の18歳MF久保建英はトップ下起用で存在感

日本代表MF久保建英【写真:AP】
日本代表MF久保建英【写真:AP】

2列目左右に中島と前田を起用、トップ下の久保は要所で鋭いドリブル披露

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日のコパ・アメリカ(南米選手権)初戦でFIFAランキング16位のチリ代表と激突。注目のMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)はトップ下に入った。

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 6月の国際親善試合(5日トリニダード・トバゴ戦/0-0、9日エルサルバドル戦/2-0)で3-4-2-1システムを採用した森保ジャパンは、コパ・アメリカ初戦チリ戦でも同様のシステムを採用すると見られていた。

 今大会は東京五輪世代の若手を多く招集しており、U-22日本代表が3-4-2-1システムをベースとしている点もその予想を後押ししていたが、ふたを開けてみれば4-2-3-1システムを採用。1トップにFW上田綺世(法政大)、トップ下に久保、左サイドハーフにMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)、右にFW前田大然 (松本山雅FC)が並んだ。

 2ボランチはMF柴崎岳(ヘタフェ)とMF中山雄太(PECズヴォレ)がコンビを組み、4バックは左からDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、DF原輝綺(サガン鳥栖)、そしてGKには大迫敬介(サンフレッチェ広島)が起用された。

 レアル移籍で注目される久保は、要所で鋭いドリブルを披露するなど存在感を発揮。守備でも素早くプレッシャーをかけるなど、攻守両面で精力的に動き回った。

 試合は序盤から一進一退の攻防となるが、前半41分にコーナーキックからMFエリック・プルガルに打点の高いヘディングシュートを叩き込まれて失点。0-1で前半を終えたものの、久保ら攻撃陣も良い形を作っており、後半の活躍にも期待が高まる。

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