なでしこJとの“再戦”に燃えるイングランド 「より準備ができている」とリベンジに自信
前回大会の準決勝で対戦 試合終了間際のオウンゴールで日本が決勝進出
イングランド女子代表のDFルーシー・ブロンズ(リヨン)が、4年前のワールドカップ(W杯)カナダ大会の準決勝で敗れたなでしこジャパンへのリベンジを誓っている。2018年度のバロンドール候補でもあったブロンズは、3位に終わった前回大会よりも優れたチームになっていると自信をのぞかせた。英公共放送「BBC」が報じている。
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フランスで行われている女子W杯。日本のグループDは2試合を消化し、グループステージも残すは第3戦のみとなった。1勝1分で2位の日本は、2連勝で首位のイングランドと激突する。
両国による対戦は、4年前のカナダ大会の準決勝に続く2大会連続となる。互角の戦いを繰り広げながら、後半アディショナルタイムのオウンゴールでなでしこが2-1と辛くも勝利を収める劇的な試合だった。
前回大会のメンバーでもあるイングランドのDFブロンズは、日本との再戦に燃えている。4年前の試合では「1日中吐いていた」というように、体調不良に見舞われていて「ほとんど覚えていない」という。3位決定戦でドイツに勝利し、同国史上最高位の3位入賞を果たしたとはいえ、日本戦敗戦のショックは大きかった。
日本を「2度も決勝に進んでいる素晴らしいチーム」と称えるブロンズだが、近年急成長を遂げているイングランドの強さにも自信を見せている。「(前回大会は)まだW杯決勝に進む準備ができていなかった。でも今はより準備ができている」と日本へのリベンジと、W杯決勝進出への意気込みを語っている。
4年前の悔しさをバネに進化したイングランドが、なでしこジャパンの前に再びたちはだかる。
(FOOTBALL ZONE編集部)