「遊びに来ているのではない」 PSG会長、選手たちに警鐘「もし賛成できないのなら…」
アル・ケライフィ会長はスキャンダル続きの現状に辟易 選手放出も辞さない構え
今季、リーグ・アン2連覇を果たしたパリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長は、選手たちの立て続けのスキャンダルに嫌気が差している様子だ。自身の言動に責任を持つことを求め、それに同意できない場合は退団しても構わないと厳しい言葉を述べている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。
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王者PSGでは、エースのブラジル代表FWネイマールがケガによる離脱に加え、SNS上での審判の“侮辱”行為や、最近ではパリで性的暴行を受けたと匿名女性から告発を受け、サンパウロ警察が捜査に乗り出すなどスキャンダルも後を絶たない。
また、フランス代表MFアドリアン・ラビオは契約更新を拒否し、メンバー外に。1月には既定路線とみられていたバルセロナ移籍もなくなり、つい先ごろに「スカイ・スポーツ」は、同選手がユベントス移籍に向けて話し合いをしたとも報じていた。
ほかにも今季のリーグ得点王に輝いた20歳の神童、フランス代表FWキリアン・ムバッペも、チームの連覇に大きく貢献する活躍を見せたものの、リーグ・アンの年間最優秀選手賞と最優秀若手選手賞をダブル受賞した表彰式で移籍をほのめかす発言をするなどして、話題を呼んだ。
そんな選手らの言動を受け、PSGのアル・ケライフィ会長はフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」のインタビューで、「選手たちは、以前よりももっと自分のことに責任を持たなければならない。もっと頑張り、もっと努力する必要がある。彼らはここに遊びに来ているのではない」と述べた。さらに「もしそれに賛成できないのならば、ドアは開いている。さようならだ! これ以上のスキャンダルは望んでいない」と放出も示唆。何かとゴシップの絶えない選手らに警鐘を鳴らしていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)