「話にならない」 “トゥーロン経由コパ行き”の伊藤達哉が自らに課した「絶対条件」
同世代の活躍で闘争心に火 「今後(東京五輪に向けた)争いは熾烈になっていくと思う」
森保ジャパン2度目の招集となったMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)は、トゥーロン国際大会に出場したU-22日本代表を途中離脱し、コパ・アメリカ(南米選手権)に参戦するチームに合流した。準優勝と結果を残した同世代に「負けていられない」とライバル心をむき出しにし、「自分たちが出せる100%は最低出さないといけない」とブラジルの地での活躍を誓った。
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フランスで開催されたトゥーロン国際大会に出場していた伊藤は、メキシコとの準決勝を前にチームを離れ、ブラジル・サンパウロに向かい、森保ジャパンに合流。その後U-22日本代表は初優勝こそ逃したが、決勝で王国ブラジル相手にPK戦にまで持ち込むなど、堂々たる戦いぶりを見せ、その姿は大いに刺激になったようだ。
「今回トゥーロンに入った選手がある意味、結果を出した形になると思うので、今後(東京五輪に向けた)争いは熾烈になっていくと思うし、負けていられないという気持ちは強いです」
所属するドイツ2部ハンブルガーでは、今年3月16日のリーグ第26節ダルムシュタット戦(2-3)での途中出場を最後に出場機会がなく、苦しい形でシーズンを終えたが、トゥーロン国際大会では3試合に出場。実戦感覚は戻りつつあり、「ポジティブにしか捉えていない」と話す。
「何人かの選手は今回初めてで、そこは手探りになってしまって、言ったら連係ミスみたいのは練習の中でまだあります。でも、みんな能力が高い選手なので適応してきているし、いい感じです」
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