サポーターの抗議殺到の末に… サンプドリアが成績不振でゼンガ監督を解任へ

欧州リーグは予選で敗退 サポーターが会長に「クビにしてくれ!」と抗議行動

 イタリア・セリエAのサンプドリアがワルテル・ゼンガ監督の解任に踏み切るようだ。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は解任は決定したと報じた。

 今季のサンプドリアは、昨季まで率いたACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督の後を受けてゼンガ監督が就任していた。UEFAヨーロッパリーグ3次予選からのスタートになったが、そこで迎えた今季初の公式戦で、ボイボディナ(セルビア)にホームで0-4と敗れたところから歯車が狂っていた。敵地でのゲームを2-0で勝利したものの、2試合トータルで敗退。早くもヨーロッパの舞台に別れを告げてしまった。

 夏の移籍市場の間には、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノや最終的にミランへ移籍したFWマリオ・バロテッリといった、ピッチ外での騒動を起こした経験のある選手の獲得についてマッシモ・フェレーロ会長とゼンガ監督の間で意見が対立。リーグ戦の開幕前に解任されるのではないかという報道が出るほどの状況にあった。

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