久保建英をチリ人記者が敵情視察…日本報道陣に質問攻め 「レアル移籍で知名度上げた」
日本代表のトレーニング取材に訪れたチリ人記者、「それだけクボは注目されている」
森保一監督率いる日本代表はブラジルで開幕したコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦し、現地時間17日にグループリーグ初戦のチリ戦を迎える。15日のトレーニングでは対戦国のチリ人記者も日本代表のトレーニング取材に姿を現し、日本の報道陣を見つけて質問攻めにする一幕もあった。
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「今日、チリ代表のビダルが久保について話をしていて、日本の若きアタッカーを警戒していた」
チリ代表の中心的選手であるMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)の名前を挙げたのは、スペイン紙「AS」チリ版の記者として活動しているパブロ・ヴェラ・オヘダ氏だ。日本代表の取材に訪れたチリ人の同氏は「ビダルは『クボの映像は見たし、しっかり分析した。止め方は分かっている』と語っていた」と明かしている。
そのオヘダ氏は日本の報道陣を見つけると、次々と人を捕まえて久保について質問。日本代表のなかで、今や“時の人”となっている久保を徹底マークし、周辺取材に力を入れていた。
「それだけクボは注目されている」と語る同氏だが、最近まで18歳アタッカーの存在をほとんど知らなかったと苦笑い。今大会の日本は代表出場歴ゼロが16人に上るなど若手主体の編成となっており、大会連覇を飾っている王者チリからすれば警戒には程遠い。それでも17日の試合に向けて敵情視察に訪れた理由があるという。