東京五輪“2番手”扱いにトゥーロン組が示した答え 「史上最高成績」が今後に及ぼす影響は?
東京五輪へ過熱するサバイバル 横内監督代行「成長した彼らとまた一緒にやりたい」
「本当に5試合、こういう強豪国とやれたのはいい収穫でしたし、いい経験になりました。ただ、それだけで終わらせたくない。僕らスタッフもそうだし、選手自身も感じて欲しい。ここで得た経験を今度は自分のクラブに戻って出してもらって、次の招集の時にはもう一回り成長した彼らとまた一緒にやりたいなと思います」(横内監督代行)
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今大会で彼らが見せたパフォーマンスによって、来年に迫る東京五輪に向けたサバイバルはより一層過熱してくるはずだ。
18人という枠を巡る選手たちの戦い――。トゥーロン国際大会で準優勝という結果を手にした選手たちは、この大会で得た経験をしっかりと次に生かすことで、主力選手たちの座を脅かしていきたい。
(林 遼平 / Ryohei Hayashi)
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林 遼平
はやし・りょうへい/1987年、埼玉県生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と、憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、サッカー専門新聞『EL GOLAZO』の川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ担当を歴任。現在はフリーランスとして『Number Web』や『GOAL』などに寄稿している。