ドルトムント指揮官が粋な計らい エースのバットマンパフォーマンスを不問に

相棒ロイスにささげるゴール

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、ダービー戦での累積覚悟で行ったエースのゴールパフォーマンスを不問にした。8日の本拠地で迎えたシャルケ戦。3点目を決めたガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは、バットマンのロゴ入りTシャツを披露するゴールパフォーマンスで観衆を沸かせた。一方で、ユニホームを脱ぎ、イエローカードを受けていた。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 後半2分、カストロからのスルーパスに反応したオーバメヤンは、GKとの1対1の場面でゴール右隅に勝負を決するゴールを決めた。その直後、ユニホームを脱ぎ、こっそり着ていたバットマンのロゴ入りTシャツを披露した。「DO YOU REMEMBER?(覚えている?)」とメッセージ入りのTシャツで、ユーモアあふれるパフォーマンスで再び観衆を沸かせた。

 しかし、このユニホームを脱ぐ行為で、オーバメヤンにはイエローカードが提示された。

 昨季のシャルケ戦では得点後、オーバメヤンがバットマンのマスクを被り、この日肉離れで欠場したドイツ代表MFマルコ・ロイスはロビンのマスクをつけるパフォーマンスでスタジアムを大いに沸かせた。

 試合後、オーバメヤンは「このゴールをマルコ・ロイスにささげたい。本当は彼とTシャツを準備していたんだ」と語った。

 

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