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ダービーで活躍の香川 “デュエリスト”としての成長に大きな手応えを得て代表へ
香川「球際での戦いを意識した」
ダービーで香川は中盤でインテンシティ(強度)を高めたプレーを見せた。ヘディングでのフィニッシュやゲームメークのみならず、競り合いで強さを発揮した。
「1対1の場面でも多く勝ち、ゴレツカのカウンターをスライディングタックルで止めたりもしましたね」と質問された香川は「そういうところで戦わないといけないですし。球際であったり、そういうところの強さを求められる試合だったので、意識してやりました」と語った。
ダービーの熱狂で1つ1つのプレーの強度が増す中で、香川は“デュエル”と呼ばれる1対1でのプレーでこれまでにないほどの強さを発揮した。勇敢なスライディングなどでボールを奪う様は「デュエリスト」と呼べるようなたくましさを湛えていた。トーマス・トゥヘル監督に固定された左インサイドハーフのポジションも板についてきた。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督がひたすら選手に要求するデュエルの部分で格段の成長を遂げた。日本代表戦のシンガポール戦で合流する司令塔は進化した姿を日の丸の舞台でも見せてくれるはずだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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