日本代表の森保監督、2連覇王者チリ戦で“歴史的1勝”へ 「現在の条件でベストな招集」

日本代表の森保監督【写真:Football ZONE web】
日本代表の森保監督【写真:Football ZONE web】

「所属クラブに派遣義務がなく招集が難しかった」と指揮官が吐露

 森保一監督率いる日本代表は現地時間17日のコパ・アメリカ(南米選手権)初戦でFIFAランキング16位のチリ代表と対戦する(エスタディオ・ド・モルンビー/現地20時・日本時間18日8時)。前日会見に出席した森保監督は「現在の条件でベストな招集」と語っている。

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 6月の国際親善試合(5日トリニダード・トバゴ戦0-0、9日エルサルバドル戦2-0)から一転、今大会では東京五輪世代の若手を中心にメンバーを編成。MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)やMF柴崎岳(ヘタフェ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)ら森保ジャパンの常連に加え、昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したFW岡崎慎司(レスター)やGK川島永嗣(ストラスブール)らベテランを加えた陣容で臨む。

 初戦で激突するのは大会連覇中の王者チリ。MFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)、FWアレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド)などを擁する強敵との一戦を迎える。

 森保監督は「招待国である我々は、所属クラブに派遣義務がなく招集が難しかった」と語りながらも、「最強ではないかもしれないが、Jリーグ、大学、海外の所属チームの協力を得て代表の構成をできた。現在の招集条件のなかではベストな招集ができたと思っている」と力を込めた。

 日本代表(男子)は過去5度の南米遠征で22試合(4分18敗、13得点40失点)と未勝利。日本にとって歴史的な1勝を挙げられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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