「徹底的にやられてしまう」 FW岡崎慎司、日本代表の惨敗危惧「だからこそ…」

日本代表FW岡崎【写真:AP】
日本代表FW岡崎【写真:AP】

初戦の相手チリとの戦力差を認め、「僕らが120%出さないと勝てない相手」

 日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)は、若手主体で臨むコパ・アメリカ(南米選手権)に向けて「覚悟が初戦からないとすぐに終わってしまう」「僕らが120%出さないと勝てない」と危機感を口にしている。

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 6月の国際親善試合(5日トリニダード・トバゴ戦0-0、9日エルサルバドル戦2-0)から一転、コパ・アメリカでは東京五輪世代を中心とする若手を大量招集。代表初選出は23人中13人に上り、代表出場歴ゼロは16人となり、平均年齢は22.3歳と約4歳若返っている。

 17日のグループリーグ初戦で前回王者のチリと激突するなか、キックオフから全員にフルスロットルを要求しているのが岡崎だ。「僕らが120%出さないと勝てない相手というのは分かっている」と彼我の戦力差を認めつつ、「初戦から覚悟がないと、大会はすぐに終わってしまう」と強調した。

「パッと集まっての試合になるので、その分、自分たちがどういうサッカーをしていくかの整理をきちんとした状態で入らないといけない。話し合いながら、チームとして120%を出せるようにしたい」

 代表歴が浅い選手が大半を占めるなか、13日から始まった現地トレーニングのなかで推し進めるチーム作りは困難を極める。残された時間的に細部を詰める作業は難しいからこそ、岡崎は最低限のラインとして“チームの方向性”の共有理解を求めた。そのうえでメンタル面の重要性を説く。

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