「勝手な憶測ですけど…」 久保建英が感じる対戦国の“日本過小評価” 「軽く見ている」
若手主体の森保ジャパンで臨むなか、久保が指摘「あんまり日本は知られていないと思う」
森保一監督率いる日本代表はブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)に招待国として参戦するなか、17日のグループリーグ初戦チリ戦に向けて13日から現地でトレーニングを開始した。先日A代表デビューを飾り、14日にFC東京からレアル・マドリードへの電撃移籍が決まったMF久保建英は対戦国の“日本軽視”を感じ取っているようだ。
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6月のキリンチャレンジカップで代表初招集を受けた久保は、5日のトリニダード・トバゴ戦(0-0)でベンチ外となりスタンド観戦。続く9日のエルサルバドル戦(2-0)では後半22分から途中出場し、歴代2番目の若さとなる18歳5日で代表デビューを果たすと、華麗な2人抜きドリブルからのシュートで会場を沸かせた。
コパ・アメリカでも継続招集された久保は、「強い相手のほうがいい。そこで活躍できれば自信になる」と語るなど、強敵との対戦を心待ちにしている。チリ戦に続き、20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦するなか、「強いからといって言い訳にしたくない。そういう相手と戦えるということは非常に恵まれていると思う。日本代表として正々堂々と戦って、良い結果を出すだけ」と宣言した。
その一方で対戦相手からの警戒はさして感じていないようだ。久保は「自分の勝手な憶測ですけど……」と前置きしながら、「あんまり日本は知られていないと思う」と指摘。東京五輪世代の若手が主体となる今大会の日本代表は、初招集が13人にのぼるなどこれまでのメンバーからガラリと構成が変わった。そうした陣容も影響しているのか、久保は「(日本を)ちょっと軽く見ているのかなというぐらいの印象」と語る。
もっとも、そこに難敵撃破の可能性が眠っており、「全然対策とかもされないと思いますし、しっかり自分たちは対策ができると思う」と18歳アタッカーも勝算を見出していた。