わずか半年でUターン? 香川のライバルが1月に想定外のマンU帰還か

先発2試合のみ ドルトムントで不遇のヤヌザイ

 ドルトムントのベルギー代表FWアドナン・ヤヌザイは、今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから1年間の期限付き移籍で加入したが、現状では出場機会をほとんど手にできていない。そのため、ユナイテッドが来年1月の移籍市場で呼び戻すことを画策していると、英地元紙「ミラー」が報じている。

 ヤヌザイは今夏、200億円以上の補強費を費やしてビッグネームを次々と獲得したユナイテッドの大型補強の煽りを受け、かつてオールド・トラッフォードでポジションを競った日本代表MF香川真司の待つドルトムントへ、武者修行にやってきた。

 だが、局面打開力に優れるヤヌザイでも、新天地で待つ壁は高かった。組織としての高い連動性と、絶妙なコンビネーションを誇るドルトムントのFWピエール=エメリク・オーバメヤン、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、アルメニア代表ヘンリク・ムヒタリアン、香川の「ファンタスティック4」と呼ばれる攻撃ユニットとのポジション争いで、遅れをとってしまった。

 今季はここまで公式戦に8試合出場しているが、先発はUEFAヨーロッパリーグでの2試合のみで、残り6試合が途中出場だ。

 

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