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復権のインテル長友、指揮官を振り向かせた熱い思い 「いつだってチームを助けたい」
先制につながるFKは狙い通り
インテルの日本代表DF長友佑都は、トリノ戦で今季3試合目のスタメンフル出場を果たし、1-0の勝利に大きく貢献した。前半31分にはフリーキックで決勝ゴールを演出した長友は、試合後に「インテル・チャンネル」のインタビューに応じ、勝利の喜びを語っている。
「ゴールについて? あれは狙い通り。重要なことは、しっかりと得点につながったということ」
左サイドのやや低い位置で得たフリーキックの場面で、長友はゴール前の密集ではなく最も手前にいたFWロドリゴ・パラシオを目がけて蹴り込んだ。パラシオがやや姿勢を低くして頭でファーサイドへ向けてコースを変えると、そこにMFジョフリー・コンドグビアが飛び込んで蹴り込んだ。直感的にはミスキックにも見えるような弾道だったが、ニアサイドでコースを変えるプレーはプラン通りだったことを語った。
前半終了間際には、コーナーキックに近い位置から正確なフリーキックをゴール前に上げた。後半にはコーナーキックも蹴るなど、このゲームで左サイドからのセットプレーは長友にキッカーが任されていた。チームの中で長友のキックに対する信頼度がうかがわれた。