久保建英は「どんどん上手くなっていく」 中島翔哉が18歳MFのレアル電撃移籍に言及
18歳の久保を「賢い選手」と評し、「楽しくやってくれればいい」とエール
日本代表MF久保建英は現地時間14日、FC東京からスペインの名門レアル・マドリードへの完全移籍が正式決定した。18歳レフティーのコメントを取るべく、スペインメディアや大手通信社が急きょ日本代表の練習に訪れるなど反響を呼ぶなか、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)は「どんどん上手くなっていくんじゃないかと思う」と後輩の成長を予測した。
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ゲスト国としてコパ・アメリカ(南米選手権)に出場する森保ジャパンは、12日に現地入りし、翌13日からトレーニングを開始。初日の練習を終えたのち、レアルが公式サイトで久保の完全移籍を正式発表した。
スペイン紙「マルカ」は、年俸120万ユーロ(約1億4500万円)、移籍金ゼロでレアルが獲得に至ったと報じるなど、日本が誇る至宝の“白い巨人”入りは話題を呼んでいる。移籍の一報はすでに、ブラジルでともに練習する日本代表メンバーも知るところだが、今季途中にポルトガル1部ポルティモネンセからカタール1部アル・ドゥハイルへ移籍した中島は、14日の練習後に久保について触れた。
「人それぞれ人生があって、それを自分で判断して決断したことだと思うので、楽しくやってくれればいい。(久保は)すごく賢い選手なので、いろんなことを吸収してどんどん上手くなっていくんじゃないかと思います」
久保がA代表デビューを果たした9日の国際親善試合エルサルバドル戦(2-0)で、中島は同じ後半22分からピッチに立ち、終了間際にはFW大迫勇也(ブレーメン)を交えた3人が絡んだ攻撃を見せていた。ブラジルでの初練習でも談笑しながらランニングする姿が見られたが、現地時間17日にグループリーグ初戦のチリ戦を迎えるコパ・アメリカで、中島が“レアル久保”とどのような連係を見せるのか注目だ。