日本代表MF久保建英、「当たり前」が示す負けん気 「1回座った椅子は手放したくない」
日本代表での生き残りへ決意 「『自分が必要だぞ』というのを周りに示していければ」
日本代表MF久保建英(FC東京)は先日のA代表デビューに加え、スペインの名門レアル・マドリードへの移籍決定で注目度を高めているなか、日本代表でのサバイバルについて「1回座った椅子は簡単に手放したくない」と強気な一面を覗かせている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
今月のキリンチャレンジカップで日本代表に初招集された久保は、5日のトリニダード・トバゴ戦(0-0)をスタンドから観戦した一方、9日のエルサルバドル戦(2-0)では後半22分から途中出場し、史上2番目の若さとなる18歳5日でA代表デビューを飾った。またコパ・アメリカ(南米選手権)の代表メンバーにも選出された久保は、14日にレアル移籍が決まるなど、今や“時の人”となっている。
14日に現地キャンプ2日目を終え、今大会で初めての取材に応じた久保は代表チームでの生き残りに向けて「1回座った椅子は簡単に手放したくないですし、思っていない選手はいないと思う。それが当たり前だと思います」とさらりと言ってのけた。とても18歳とは思えない“覚悟”を垣間見せ、「そこは練習、試合、すべてにおいて『自分が必要だぞ』というのを周りに示していければいい」と誓った。
日本はコパ・アメリカのグループリーグにおいて、17日にチリ、20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。久保の活躍が期待されるなか、「ピッチに立てればですけど……」と前置きしつつ、大会への強い思いを滲ませた。
「ピッチに出て、ただ90分過ごすのはもったいない。ましてやこんなに歴史のある大会。本当にW杯と同じぐらいの強度だと勝手に自分は思っている。親善試合とかで日本でやるのとはレベルが違う。そういうチームを叩けるように自分たちが良い準備をしたい」
レアル移籍で海外メディアも大きな注目を寄せるなか、18歳の新鋭アタッカーは特大のインパクトを残せるだろうか。