柴崎岳、平均4歳若年化の“ヤングジャパン”に期待も…「できなければそこまでの選手」
キリンチャレンジカップから約4歳若返り、平均年齢22.3歳のチームに柴崎が言及
森保一監督率いる日本代表がブラジル開催のコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦するなか、司令塔として活躍が期待されるMF柴崎岳(ヘタフェ)は平均年齢22.3歳の若き日本代表について「厳しい目を持って僕としては見ていきたい」と宣言している。
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コパ・アメリカでは23人を招集したなか、東京五輪世代を中心に初選出が13人という構成になった。FW岡崎慎司(レスター・シティ)がチーム内最多の116試合(50ゴール)となり、GK川島永嗣が88試合、柴崎が34試合と続く。
6月のキリンチャレンジカップ(5日トリニダード・トバゴ戦0-0、9日エルサルバドル戦2-0)では招集メンバーの平均年齢が26.2歳となった一方、今回は4歳近く若返った形で、代表出場歴ゼロが16人にのぼる。12日に現地入りした日本は13日からトレーニングを開始し、17日のグループリーグ初戦チリ戦に向けて調整。20日にウルグアイ戦、24日にエクアドル戦を戦う。
「試合になって、徐々にアダプト(適応)していくのかもしれない。でもここでやらないと意味がない」
そう語ったのは柴崎だ。今回の代表チームでは経験豊富な部類に入るプレーメーカーは、レアル・マドリード移籍が14日に決まったMF久保建英(FC東京)ら若い世代に期待を込め、「これからのサッカー界を担う選手たちがここに集まっていると思う」と評した。
南米での大会とあって各国はまさに真剣モードのなか、若い選手たちにとって“飛躍の大会”になる可能性を秘めており、柴崎も「ここでできれば大きな自信になると思う」と指摘。しかし、その一方で「逆にできなければそこまでの選手だと思う」とシビアな一面も覗かせた。
「しっかり厳しい目を持って僕としては見ていきたい」
中盤の軸としてフル稼働が期待される柴崎は、ピッチ内外で目を光らせる構えだ。