衝撃のダービー弾から5年 香川が魅せた本人も「意外」と語るヘディングゴール

「負けられない試合」の幕開け飾る

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は8日、本拠地シャルケとの「ルール・ダービー」の前半30分に豪快なヘディングで先制点を挙げ、3-2の勝利に貢献した。試合後は、ダービー戦の勝利で絶対王者バイエルン・ミュンヘン追撃への布石とすると誓った。

 ジグナル・イドゥナ・パークは灼熱のダービーにいつも以上に燃えていた。地鳴りのような歓声で黄色と黒のイレブンを後押していた。

「満員のサポーターが絶対に負けられない雰囲気を作ってくれた。クラブにとっても負けられない試合だった。それがダービー。本当に勝ちきれてよかった」

 香川は、そう声を弾ませた。C大阪からドルトムントに移籍した2010年シーズンに衝撃の2得点を決めて以来のダービー弾。そして、ギリギリの勝利はサポーターの雰囲気作りがあってこそ、と感謝の気持ちを表した。

 ゴールは強烈だった。MFムヒタリアンとのワンツーで右サイドを破ったギンターからのクロスに相手選手3人の隙間にうまく入り込んだ。ジャンプ一番、強烈なゴールをたたき込んだ。

 

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