独メディアが先制弾のドルトムント香川を称賛 「ダービーで常に並外れた活躍」

チーム最高点でシャルケ撃破の立役者との評価も

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、8日に行われた宿敵シャルケとの大一番で先制のヘディングシュートを決め、3-2の勝利に大きく貢献した。「ダービーで常に並外れた活躍」を披露すると評された”ダービー男”の香川は、今季最初の伝統の一戦でも大きな輝きを放った。「小さな魔法使い」とも称される背番号23に対しては、ドイツ地元メディアからチーム最高評価も与えられた。

 独地元紙「ビルト」の採点(1が最高、6が最低)で、香川は1得点1アシストのDFギンターとともに最高の「1点」が与えられた。前半30分にギンターのクロスに頭で合わせて先制ゴール。それまで、なかなかシュートを打てなかったドルトムントだったが、香川の珍しいヘディングでの一撃によって停滞した空気を打ち破った。

 リーグ戦14点目を奪ったFWオーバメヤン、中盤で攻撃のタクトを振るったMFギュンドアン、負傷のMFロイスに代わって先発出場したMFカストロが、2人に次ぐ2点を付けられた。そうしたなか、ミスで失点に絡んだ主将フンメルスは、両チーム通じてワーストタイの5点、DFソクラティスにも4点が与えられるなど、守備には不安を残した。

「レヴィア・シュポルト」紙では、香川は3点という平均的な評価だった。寸評では「彼がヘディングで得点すると予測していた人はほとんどいなかっただろう。しかし、彼はいつもこのダービーで並外れた活躍をする」と、相性の良いシャルケ戦での活躍を称えられていた。

 

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