司令塔・柴崎岳、“代表歴ゼロ16人”の若き日本代表に「戦術とかは後」…その真意は?
23人中13人が日本代表初招集、“姿勢や気持ちの統一”をどこまで統一できるか
6月の国際親善試合2連戦を終えた日本代表は、ブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)に若手主体で臨む。日本代表歴ゼロが23人中16人を占めるなか、チーム3位のキャップ数を誇るMF柴崎岳(ヘタフェ)は「戦術とかはその後」と言及している。果たして、その真意とは――。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
5日のトリニダード・トバゴ戦(0-0)では、森保一監督が率いて15試合目にして初の3バックシステムを導入。3-4-2-1を取り入れ、シュート25本を浴びせたがノーゴールに終った。続く9日のエルサルバドル戦(2-0)ではスタメン6人を入れ替え、同様のシステムを採用。攻守ともに改善が見られる内容で相手を凌駕し、後半22分から18歳MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)がA代表デビューを飾るなど話題に富む一戦となった。
その2連戦から一転、コパ・アメリカでは選手招集に拘束力がなく、初選出13人と東京五輪世代を中心に構成。チーム内ではFW岡崎慎司(レスター・シティ)が116試合(50ゴール)で最多となり、GK川島永嗣(ストラスブール)が88試合、柴崎が36試合と続く。その他にはDF冨安健洋(シント=トロイデン)が12試合、MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)が10試合、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)が4試合、そして久保が前述の1試合経験しているのみで、それ以外の16選手は代表歴ゼロと経験値不足は一目で明らかだ。
日本は17日に前回王者・チリ戦を迎え、20日に強豪ウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。3位までグループリーグ突破の可能性を残すが、本気の相手にどこまでできるか全くの未知数だ。そうした状況を踏まえて発言したのが柴崎だった。
「まずは、この大会に対する日本代表としての姿勢であったり気持ちを、選手間だったり、スタッフも含めてチーム間でしっかり統一することが大事じゃないかなと思います。戦術とか、こういうふうにやっていこうというのはその後かなと思います」
[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 日本代表の試合日程はこちらから
[/ftp_del]