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ドルトムントの香川が伝統のダービーで先制点! 今季公式戦7ゴール目を決める
シャルケを相手に5年前を思い起こさせる輝き
日本代表MF香川真司が、8日に行われた伝統の一戦、“ルール・ダービー”で輝きを放った。今季最初の宿敵との一戦、先発出場の香川は前半30分に珍しいヘディングでの一撃でチームに先制点をもたらした。
ドルトムントは序盤からボールを保持して主導権を握ったが、シュートまでつなげられずにいた。そうした嫌な流れを断ち切ったのは、今季絶好調を維持するドルトムントの“小さな魔法使い”だった。今季ブレイクを果たしているDFギンターが、MFカストロとのワンツーで右サイドを突破。ライン際から折り返したクロスに飛び込んだのは香川! 小さな体で目一杯ジャンプして相手DFに競り勝つと、地面に叩きつけたヘディングシュートがシャルケのゴールネットを揺らした。
香川はドイツデビューイヤーの2010年9月、自身初のダービーマッチでは名手マヌエル・ノイアー(現バイエルン・ミュンヘン)から2得点を奪って、ドイツ中にその名を知らしめた。相性の良いシャルケ戦で、今季も値千金の先制弾を生み出した。これで今季の公式戦7点目。早くも昨季1年間の数字を上回った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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