“久保建英フィーバー”に本人は何を思う? 18歳が吐露「良い意味でも悪い意味でも…」
レアル移籍決定で注目度はさらに上昇、久保は冷静沈着「自分に残された選択肢は……」
コパ・アメリカ(南米選手権)の日本代表メンバーに選出されているMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)は、レアル移籍決定後の14日に現地での初取材に応じ、日本サッカー界が“久保フィーバー”に沸く現状について「自分に残された選択肢は……」と自ら言及している。
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6月のキリンチャレンジカップで日本代表に初選出された久保は5日のトリニダード・トバゴ戦でベンチ外となり、スタンドから戦況を見守った。続く9日のエルサルバドル戦(2-0)では後半22分から途中出場し、史上2番目の若さとなる18歳5日でA代表デビュー。相手2人を華麗にかわして強烈なシュートを放つなど大きなインパクトを放ち、若きアタッカーのプレーに会場から何度も歓声が飛んだ。
久保はコパ・アメリカの代表メンバーにも選出され、13日に現地で初日のトレーニングを終えた後にレアルへの移籍が決定。代表デビューで高まっていた注目度は、そこから加速度的に上昇した。
そうした状況を受けて、久保は「注目が集まっているとしたら、良いニュースを届けられれば、それが2倍にも3倍にもなると思う」と冷静沈着。もっとも「逆につまづいたら、良い意味で悪い意味でも、大きく取り上げられると思う」と語り、“注目”に付属する良し悪しを理解している。
久保は自分が置かれている立場を客観視できているのだろう。「自分に残された選択肢としては……」と続け、「良いほうで取り上げてもらうのが良いのかなと思います」とポジティブな一報を届けたいと力を込めた。
現地時間17日のコパ・アメリカのグループリーグ初戦で前回王者のチリと対戦する。スペインの名門バルセロナに所属するMFアルトゥール・ビダルらを擁する難敵との一戦で久保はどのようなプレーを見せるのだろうか。