インテル長友祭りだ! FKで先制点を演出し、トリノのキーマンを完封 キャプテンマークも巻く

本職の左ウイングバックで躍動

 長友は前半終了間際にも、自らのドリブル突破で得た左サイドからのFKでキッカーを務め、あとわずかでゴールという正確なボールを供給した。

 後半立ち上がりには、インテルのスロベニア代表GKハンダノビッチが魅せた。至近距離で合わせられたトリノFWクアリアレッラのボレーシュートをセーブすると、こぼれ球に詰めたFWベロッティの決定的なピンチも死守した。

 後半22分にFWイカルディに代えてクロアチア代表MFペリシッチを投入した時点で、長友はインテルのキャプテンマークを巻いた。鋭いドリブル突破でトリノの攻撃のポイントとなるMFペレスと対峙するも、攻守に渡って圧倒。ペレスからボールを奪い取れば積極的なドリブル突破も見せ、インテルの左サイドでの優位性を引き寄せた。

 危険なシーンでは中央へのカバーリングにも参加し、無失点でゲームを進めるチームに貢献した。後半32分、長友に強引なプレーでファウルをした上に警告を受け、さらに足をつったペレスは交代に追い込まれ、日本が誇るエースキラーはトリノのキーマンを完全に封じ込めた。

 

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