伊地元紙がミラン本田を酷評 評価を上げたライバルと、不幸を背負った背番号「10」
「ニアングと違ってマーカーを抜けない」
一方、コリエレ・デロ・スポルト紙では本田は落第点の「5」点。「ニアングとの違いは、マーカーを抜くことがまったくない」と一刀両断にされている。右足甲の骨折のリハビリを乗り越え、今季初先発を果たしたニアングは、マーカー相手に一対一の勝負を積極的に仕掛けていたが、本田にはサイドアタッカーとして局面での能力の違いを
ニアングは「6.5」点の高評価だった。「3カ月の離脱後、まるで世界を真っ二つにしたかのようなプレーだった。左サイドからよく走って、攻撃で相手を押し込んだ。守備でも周囲のカバーもこなし、犠牲にもなっていた。孤立して、いら立ち、力が制限されて実際後半は調子が目に見えて落ちた」とサプライズ先発でガス欠となるまでの攻守に渡る奮闘を細かく分析した。
一方、チェルチは平均的な「5.5」点。「チームのコントロールを持続してよくやっていた。守備ではマークにつけば、どんな敵をも困難にさせた。時間の経過とともに、ボールにほとんど触らずに試合からいなくなった」と、守備面で貢献したが、終盤に存在感を見せることができなかったという。
ドンナルンマが最優秀選手で「7.5」点。最低選手はデシリオの「4.5」点となっている。