「トゥーロンの選手に負けないように…」 森保監督、“コパ組”に積極的なトライを要求
トゥーロンで初の決勝進出を果たしたU-22日本代表を引き合いに出し、“コパ組”に期待
森保一監督率いる日本代表は、現地時間14日にブラジルで開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)に出場する。チームは13日、サンパウロで初練習を実施。トレーニング後に取材に応じた指揮官は、トゥーロン国際大会で初の決勝に進出したU-22日本代表を引き合いに出し、「トゥーロンの選手に負けないように、積極的にトライしてもらいたい」と期待を寄せた。
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6月のキリンチャレンジカップ2試合を1勝1分で終えた森保ジャパンは、メンバーを大きく変え、12日にコパ・アメリカが開催されるブラジル入り。翌13日に現地で初練習を行った。
ランニングやパス交換など、比較的軽めのメニューで汗を流したなか、森保監督はFW小川航基(ジュビロ磐田)らを中心にトゥーロン国際大会初の決勝進出をU-22日本代表に刺激を受けていることを明かした。
「私もトゥーロンは映像ですべて見ていますけど、同じような戦いをしていきたいなと。トゥーロンで頑張っている選手たちも、これまで東京オリンピック世代のチームに来てくれて、やってくれていた選手が多くいる。彼らは本当にチャレンジ精神を持ってプレーしているなと。試合の中ですごくトライして、積極的にプレーしていると感じます」
代表チームに選手の拘束権がなく、MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)やDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)らA代表初選出の東京五輪世代を多くメンバー入りさせている。それだけに、同世代の若手、そしてベテランたちにも奮起を促す言葉を残している。
「今回のコパ・アメリカでも、ここにいる全選手がトゥーロンの選手に負けないように、積極的にトライしてもらいたい。コパ・アメリカという舞台で学んでほしい部分はもちろんありますけど、今の自分たちの立ち位置の中でどれだけできるんだと。できることもしっかり自信を持って臨んでもらえるように準備したい」
17日に対戦するFIFAランキング15位のチリ、20日に対戦する同6位のウルグアイと強豪相手にどこまで渡り合えるのか、森保ジャパンのレベルを底上げするうえで重要なポイントになりそうだ。