フランス代表監督、批判集中の神童ムバッペを“擁護” 「彼はロボットじゃない」
批判もはねのけてアンドラ戦でゴールしたムバッペ 指揮官はメンタル面の立て直しを称賛
「そもそも、一番怒っているのは彼本人。意図してやろうとしているわけではないが、常にベストの状態にはなれないものだ。土曜日(トルコ戦)はいいプレーでなかったが、(彼だけではなく)チーム全体がそうだった。彼は我々の求めることにいつも適応してくれる。彼は今夜(アンドラ戦)左サイドでプレーしたし、どの場所でもプレーできる選手だ」
そして同じく、時には批判を受けながらも今季プレミアリーグで35試合13得点と活躍したフランス代表のマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバを引き合いに、「彼は、ポグバが数カ月、数年にわたり通った道を辿るのではないかという印象がある。我々は彼に大きな期待をしているが、彼は長いシーズンを送ったばかりだし、シーズンではものすごく成功した」と、ポグバと同様に強いメンタルの持ち主だと太鼓判を押した。
それを裏付けるように、批判をはねのけてアンドラ戦でゴールを決めたムバッペのマインドセットを称賛し、「彼には休暇が必要。経験を積んでいるところで、彼はロボットではないし、若い。彼は良い姿勢を見せているし、チームでの仲間意識もある。それが一番大事なことだ。彼には高いクオリティーがある。上手くいく時もあれば、いかない時もある」と話した。ムバッペは度重なる苦境を乗り越え、これからもゴールを量産してくれるはずだ。