22日にクラシコを控えるなかでの騒動

　一方、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はベンゼマに事情聴取を行い、「善意によるもの」との声明を発表。ストライカーの潔白を支持している。

　指揮官は「私はカリムを全面的にサポートする。復活してもらいたいと願っている。私は競技面の話をしている。彼は完調まで少しというところまで来ているが、（今回の）遠征メンバーには入らない」と語った。あくまでも怪我からの回復状況による決断、と強調したスペイン人監督。8日のセビージャ戦、そして22日のバルセロナとの「クラシコ」を前に、降って湧いたストライカーのスキャンダルに苦悩しているようだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images