韓国が“天敵”イランから8年ぶりの得点 殊勲のG大阪FWを母国メディア称賛「韓国の解決士」
今季のJ1リーグでは14試合2得点とゴールを量産できず
ただ、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア予選でも、手強い相手となる可能性があるイランに1-1と善戦したことは評価されてもいいだろう。
スポーツ・芸能総合サイト「スポーツ・トゥデイ」は、「ファン・ウィジョがこの勢いで、9月から始まる2022カタールW杯アジア予選でも、韓国の解決士としての役割を果たしてくれるのか期待される」と締めくくっている。
今季、ファン・ウィジョはJリーグで14試合2得点とゴールを量産できていないが、代表での活躍によって韓国内で再びその存在感を大きく示している。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。