マンU加入“ベイル2世”は「ボルト級」!? 驚異的なスピードに注目「信じられない速さ」
EURO予選の敵将が絶賛 「ここまでのセンセーションを与えた選手は…」
今夏にスウォンジーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まっているウェールズ代表MFダニエル・ジェームズのスピードが、元陸上金メダリストのウサイン・ボルトや元ブラジル代表FWロナウドを思い起こさせると注目を浴びているようだ。スペイン紙「AS」が報じた。
スウォンジーの下部組織で育ち、トップデビューも飾ったジェームズ。2018年にウェールズ代表デビューも飾り、レアル・マドリードFWギャレス・ベイルの再来とも呼ばれるほどの才能だと評価を受けている。活躍が認められ、来季からユナイテッドに加入することが決まった。
21歳の若きウインガーは目を見張るべきスピードを備えているが、その速さは“人類史上最速の男”を思い起こさせるものだという。そう語ったのは現地時間10日の欧州選手権(EURO)予選で、ウェールズ代表と対戦するハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督だ。
「ジェームズのスピードはウサイン・ボルトを思い起こさせるよ。信じられない速さだ。ここ数年でここまでのセンセーションを与えた選手は他にいない。彼の加速力はずば抜けている。マンチェスター・ユナイテッドが彼を勝ったのもそれが理由だろう」
ロッシ監督は陸上短距離界のスターだった“ボルト級”の加速力がジェームズにあると感じているようだ。また、同じサッカー選手ではブラジル代表の元エースFWロナウドを例えに出し、「彼(ロナウド)の加速とジェームズは似ている」と高い評価を与えている。
低迷する“赤い悪魔”の新戦力となったジェームズ。その驚異的なスピードを生かして、定位置を掴むことができるだろうか。
page1 page2