「カメラは捉えた」 C・ロナウド、同僚MFのMVP受賞で不満露呈する決定的瞬間に脚光
優勝のポルトガルからB・シウバが大会MVPを受賞 ロナウドは一切祝福せず
ポルトガル代表は現地時間9日、UEFAネーションズリーグ決勝でオランダ代表と対戦。1-0で勝利し、初代王者に輝いた。主将として優勝トロフィーを掲げたFWクリスティアーノ・ロナウドだが、大会最優秀選手賞を逃すことになった。同僚のMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)の受賞が決定した瞬間、ロナウドの浮かべた表情や振る舞いに注目が集まっている。
決勝では不発に終わったロナウドだが、準決勝のスイス戦(3-1)ではキャリア53度目のハットトリックを達成し、圧倒的な存在感を放っていた。優勝が決定した瞬間、歓喜を爆発させていたロナウドだが、準優勝のオランダを送り出すために整列した際、会場で大会最優秀選手賞にB・シウバの名前が呼ばれると、チームメートは頭を叩く祝福に駆け寄ったが、隣にいたロナウドだけは一切動くことなく、強張った表情を浮かべていた。
海外メディアはこの決定的瞬間に反応。英紙「ザ・サン」は「準決勝で英雄的なハットトリックを達成したにもかかわらず、シウバに競り負けたことで不貞腐れたロナウドを見よ」と大々的に報道。「カメラは捉えた」と綴り、「シウバの名前が呼ばれたとき、即座にチームメートに祝福されていた。しかし、ロナウドは首を傾け、疑問を抱き受け入れられていない様子を見せていた。一切祝福する姿勢も示さなかった」と伝えている。